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繊細で感受性豊かな人が、体調を崩して仕事を辞める原因。境界線の薄さと白黒思考


モモカ

「頑張れば頑張るほど、仕事が続かない人っているよね。真面目な人が体調を崩して退職するのはなぜ?」

クマ先生

「そうだね。ほどよく手を抜ける人に憧れることもある。真面目な人には、ある思考のクセがあるからだ。それを知ると仕事がずっとラクに楽しくなるよ。」

目次

〔1〕繊細で感受性豊かな人が仕事をやめる原因

〔2〕仕事に必要な4つの境界線

〔3〕白黒思考は偏った思考のクセ

〔4〕白黒思考をやめて境界線を作る方法

クマ先生からのメッセージ

〔1〕繊細で感受性豊かな人が仕事をやめる原因


繊細で感受性が豊かな人は、仕事に対してのモチベーションも高い。しかし、体調不良ですぐに退職してしまう。その結果キャリアを形成することが難しくなっている。

原因はいくつかあるが、今日は、境界線の薄さと白黒思考についてお話しよう。

繊細で感受性豊かな人の多くは「誰かのためになりたい」「この仕事を通して、社会に貢献していきたい」という意識で仕事に就く。

本質をすぐに見抜く力もあるので、少し働くと組織の改善点にも気付く。

しかし、自分勝手に仕事を進めている(ように見える)人や、サボってばかりいる(ように見える)人もいる。改善点に気づいたところで、現状を変えるには時間も労力も必要だ。

このとき周囲と境界線をしっかり作り、物事を多面的に思考する能力がないと、次のような考えになる。

「サボっている人や文句を言う人ばかり気になって、毎日落ち込んだ気分になる。」

「仕事は好きなのに、上司とうまくいかなくて体調を崩してしまった。」

だから仕事を継続するためには、しっかりした境界線がかかせない。

〔2〕仕事に必要な4つの境界線


境界線とは、どこからが自分で、どこからが他人なのか区別することだ。仕事をするうえでとても重要なのが、次の4つの境界線を明確にすること。

  • できること
  • できないこと
  • やりたいこと
  • やりたくないこと

この4つを自分にも相手にも当てはめて考えよう。

仕事を依頼されたとき、相手はできるけどやりたくないのか、やりたいけどできないのか見極める。そして、君自身もできるしやりたいことなのか、できるけどやりたくないことなのか見極める。

そのうえで、依頼を引き受けるか決めるんだ。

ただし、この条件は自由に変更していい。「昨日はやりたくなかったけど、今日はやってもいいかな。」と思い直すこともある。

そういうときは「今回だけ特別だよ」と言って、いつも許可するわけじゃないことを伝えながら引き受けよう。

〔3〕白黒思考は偏った思考のクセ


次に仕事の継続を妨げる白黒思考がある。

物事をアリかナシか、白か黒か、の2択で考える偏った思考のクセだ。この思考は、問題に対する答えを短絡的に考える点で問題になる。

例えば何か仕事を依頼されたときは、受けるか?断るか?の2択になる。

その間には、即答せず考える時間をもらう、条件の交渉をする、代替え案を出すなどの選択肢があることに気づかない。

他にはミスをして怒られたときに「だから自分はダメなんだ」と思う。

これも、自分には価値があるか?ないか?の2択になっている。

その間には、今回のミスは防ぎようがなかったものかもしれない。仕事のミスが、そのまま自分の価値とつながっているわけではない。自分に責任があるが、相手にも責任はある。

このような選択肢はいくつも考えられる。

〔4〕白黒思考をやめて境界線を作る方法


境界線や白黒思考は、1日で改善できるものではない。なぜなら思考のクセとは、繰り返しによって強化され無意識に反応するようになったものだからだ。

だからクセを直そうと思ったら、新たな習慣を獲得する必要があるんだよ。

まずは、

  • 境界線が薄いこと(=人の問題に首を突っ込みがちなこと)
  • 物事を2択で考えてしまうこと

という思考のクセがあることを意識しよう。

そして、常に3つ以上の選択肢を浮かべること。これを繰り返すことで、新たな思考回路が出来上がる。結果的に仕事で問題が起こっても、様々な要因を考えられるようになる。

さらに境界線によって、できることできないことが明確になっているから、負担を最小限にして職務を続けることができるんだ。

クマ先生からメッセージ


最後に今日のお話をまとめよう。

  1. 繊細で感受性豊かな人が仕事を辞める原に、”境界線の薄さ””白黒思考” がある。
  2.  境界線を作るには自分と相手に対して、できること・できないこと・やりたいこと・やりたくないこと、を明確にしよう。
  3. 白黒思考は、問題に対する答えを短絡的に出してしまう。
  4. 境界線の薄さや白黒思考は、思考のクセ。改善するにはクセを意識し、3つ以上の選択肢を作ること。

クセは習慣が繰り返されることで、無意識に刷り込まれる。

だから、日々の生活習慣を変えるように、思考のクセも変えることができるんだ。境界線を作り白黒思考をやめることで、驚くほど仕事がラクになるよ。

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