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【学生HSP】集団が苦手な人が社会に適応する方法


モモカ

「感受性が豊かな人は、集団生活が苦手な傾向にあるよね。」

クマ先生

「そうだね。歴史的に有名な芸術家も、孤独な生活を送った人がたくさんいる。」

モモカ

「私も、集団に自分を合わせるのは苦手かも。」

クマ先生

「それじゃあ今日は、不安でいっぱいの学生HSPの特徴を見てみよう。最後に集団生活でコミュニケーションを取るポイントもお話するね。」

目次

〔1〕明るい未来が想像できない小学生

〔2〕制服がトラウマになる中・高校生

〔3〕HSPは社会に適応できないのか

〔4〕言葉のコミュニケーション力を鍛えよう

クマ先生からメッセージ

〔1〕明るい未来が想像できない小学生


HSPが安心できない環境で育つと、感情や感覚を感じないように知的に早熟になるんだ。

つまり、子供らしさを表現することなく大人のように振る舞うことで、問題ないように見せてしまう。その代わり、空想や本の世界に逃げ込み意識の解離を起こす。

(解離とは、現実に起こっていることを認識しないようにする心の働きだよ。)

繊細で傷つきやすく、些細なことでもダメージを受けやすいから、自分を守る手段が必要なんだね。

さらに、空想の世界で考えていることを人に話すことはためらう。それがネガティブな空想なら尚更だ。

例えば、小学校の授業で「未来の日本について想像してみよう」と先生に言われたとしよう。普通なら、世界は発展しつづけて、どんどん便利になる。いわゆる子供らしい空想になるだろう。

  • 空飛ぶ車が出来て、瞬間移動ができる
  • ロボットと友達になる

こんな風にね。だけど、君が不安でいっぱいのHSPなら、次のようなことを考えるかもしれない。

  • 砂漠だらけになる
  • 街は全部なくなる
  • 人は明日生きるのにも必死

さらに、考えは発展していく。

  • 人間が自分勝手に地球をいじって生態系を乱す?
  • 自分たちが生きる場所すら失ってしまうかも?
  • その便利が私たちを苦しめることは?

だけど、こんなこと考えるなんて可愛くない、子供らしくない、ってこともわかっている。だから、空想していること自体を封印してしまうんだ。

そして「なんとなく、みんなと違う気がする。」という違和感を抱えることになる。

〔2〕制服がトラウマになる中・高校生


不安でいっぱいのHSPが、そのまま中学生・高校生になる。学校に馴染めず、不登校になるかもしれない。ここで意外にも、あるものに対するトラウマが作られる。それは制服だ。

いじめにあうなどして、学校で辛い思いをした人は、その後も同じ格好をした集団が苦手になる場合があるんだ。

制服を着なくなっても、服装や見た目を規則にあわせる場面では、学生時代がフラッシュバックして苦しくなる。

もしくは、社会人の制服である、スーツも窮屈に感じるかもしれない。朝の満員電車から流れ出てくる、スーツを着た人たちの群れは、見るだけでも体がこわばる。

本人は意識していなくても、身体がそのときの苦しかった経験を覚えているんだね。

〔3〕HSPは社会に適応できないのか


それじゃあ、HSPは集団生活に適応できないのか?

繊細で豊かな感受性を持つ人は、自分は社会に合わないのではないかと考え、悩んでいる。

「学校や職場、どこに行っても自分の居場所がない気がする。誰といても、本当の自分を理解してくれる人がいない。」

こう、漠然と感じている。

だけど、厳密に言うとこれは違う。 HSPは、共感力の高さから環境や人に合わせすぎて、オーバーヒートしちゃうだけなんだ。

色んな情報を収集してしまい、目の前のことに合わせすぎてしまう。まるでカメレオンだね。

だから、自分がどこにもいない気がする。適応できないのではなく、自分のキャパを超えて適応しようとしすぎて、ブラックアウトしてしまうってこと。

そのブラックアウトの現象だけ見て、自分が普通ではないと感じる。さらにHSSだと、好奇心旺盛で行動力もあるので、ある程度の実績を残すことができる。

だけど、自分のHSPの部分もしっかり理解しないと、バランスが崩れるから気をつけて。特にHSS型HSPは、どちらの自分も認めてあげることが大事だよ。

〔4〕言葉のコミュニケーション力を鍛えよう


HSPは、周囲の人や物と共感することが得意だ。同じように感じるということだね。だけど、その感覚を言語化することが苦手だ。

例えば、どうしても苦手な相手がいたとする。なぜその人が苦手なのか、言葉で表現することができるかな?

  • いつも否定的な言葉で攻めてくる。
  • アドバイスするふりして自分の価値観を押し付けてくる。
  • 口調が強くて冷たい。
  • 特に何かされたわけじゃないのに、なんか苦手。

こういうのを、敏感に感じ取るのがHSPだ。そしてHSPが感じ取っているのは、行動の裏にある「感情」の部分。

ただし、相手の思考や知性をそのまま体感するのが得意な人もいるから、全てではないけどね。

HSPは基本的に、周囲の感情に、揺さぶられるんだ。そう、思考じゃないというのがミソ。

本当は、寂しくて不安。だけど、それをさらけ出すのはかっこ悪い。だから、言葉では世の中の正論っぽく理由を並べている。

こういう人を見て「あ、この人寂しいんだ」ってわかっちゃう。そのあとすぐに「私のせいで怒らせたんだ。なんとかしなきゃ。」と、自分と結びつけてしまう癖がある。

そこで、君に挑戦してほしいのは、相手の感情の原因を2つ以上考えること。もし、目の前にイライラしている人がいたら、

  • 過去のトラウマ
  • 直前に、ニュースで悲しい出来事を聞いた
  • 1週間後に、とても大事な飲み会があって緊張している
  • 子育てで疲れている

こんな感じで、思いつく限りの視点で考えてみると、自分と相手との境界線がはっきりしてくる。

そして、上級レベルは相手にイライラしている理由を直接聞いてみること。「忙しいの?」とか「なんか怒ってる?」とかね。

本人に直接聞くのが怖かったら、ほかの人にこっそり「なんか怒らせちゃったかな」って聞いてみよう。

意外と「気にしすぎだよ!!」って笑い飛ばしてくれるかもしれないよ。もしくは「私もそういうの気になっちゃうタイプなんだぁ」って、HSP仲間に出会えるかもしれないしね。

言葉がなくても、相手の感情がわかるHSPは人口の20%。つまり、80%の人は相手がどんな気持ちか深く感じ取ることができない。だからこそ、言葉を使ってコミュニケーションを取っている。

もし君が、集団生活で居場所をみつけたいと考えているなら、感じていることを言葉にする練習を始めてみてね。

クマ先生からメッセージ


最後に今日のお話をまとめよう。

  1. HSPが安心できない環境で育つと、子供らしさを表現できなくなる。
  2. 学生時代に、いじめや不登校で辛い経験をした人は、同じ服を着た集団が苦手になる場合がある。
  3. HSPは共感力の高さから、過剰に適応してしまい、オーバーヒートしてしまう。
  4. 感覚を言語化する練習で、集団生活で居場所を作る。

繊細で豊かな感受性を持っていると、他の大勢とは違ったものの見方をする。

君がすでに大人になっていたら、学生時代を思い出してみて。社会に馴染めない原因が、学生時代の違和感にあるかもしれないよ。

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