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HSPの敏感な脳と内臓の関係。幸せホルモンの9割は内臓にある。


モモカ

「HSPは脳が疲れやすい気質でしょ。疲労を取る方法ってあるの?」

クマ先生

「もちろんあるよ!それは、内臓をケアすることだ。」

モモカ

「え!?脳の疲労と内臓って関係あるの?」

クマ先生

「実は、敏感な脳と内臓は密接な関係があるんだよ。内臓の疲労を取ることで、脳の疲労も軽減されるんだ。」

モモカ

「詳しく教えて!!」

目次

〔1〕HSPの敏感な腸と脳の関係

〔2〕HSPの内臓不調は、筋肉のこわばりが原因

〔3〕共感力の高さが内臓不調に与える影響

〔4〕内臓を健康にすると情緒が安定する

〔5〕肌も臓器!敏感肌を持つHSP”寒暖差アレルギー”に注意

クマ先生からのメッセージ

〔1〕HSPの敏感な腸と脳の関係


HSPは、敏感な内臓を持っている。敏感な脳と腸には密接な関係があるんだ。腸は、体調面や精神面に大きな影響を与える臓器だよ。

その影響力から【第二の脳】と言われている。(これは、非HSPも同じ。)

まず基本的な身体の仕組みを説明しよう。人間は進化の過程で腸が先に発達し、そのあと脳が発達したんだ。腸の専門家は「人間は脳ではなく、腸に支配されている」と言っているくらいだよ。

身体の仕組みとして、 小腸からが身体の中とされている。食べ物を体内に吸収するのは、小腸の担当だからだ。

君は、消化管という言葉を知ってる?

食べ物を消化・吸収する管のことだよ。これは、口から肛門まで1本でつながっている。口から入った食べものは、消化管を次のようなルートで運ばれる。

口→食道→胃→十二指腸→小腸→大腸→肛門

口から十二指腸までは、食べ物の消化を手助けする機能しかない。だから、口から十二指腸までは身体の外というわけだ。

さらに、小腸が活動すると脊髄を通って脳まで指令が届く。この指令によって脳から「排泄しよう」というメッセージが送られる。

だから「人間は脳ではなく、腸に支配されている」ということになるんだ。そして、腸の働きは情緒にも影響を与える。腸が健康になると、精神的にも健康になる。腸から正しい指令が脳に伝わるからだ。

ちなみに、腸は身体を休めているとき(睡眠時)にも働き続けている。だから、寝る前に食べすぎるのは良くない。内臓が休憩できなくて疲労が取れないんだよね。

内臓が動き続けるってことは、脳も指令を出し続けるってこと。よって、常に緊張した状態になってしまう。その結果、脳の披露が蓄積され抑うつ状態になる。

つまりHSPのストレスを軽減させるには、内臓を休めることが重要なんだよ。

〔2〕HSPの内臓不調は、筋肉のこわばりが原因


繊細で敏感なHSPは、全身の筋肉がこわばりやすい。緊張や興奮を感じることが多く、身体をリラックスさせる時間が少ないためだ。

このことは、内臓にも影響する。臓器は筋肉でできているからね。HSP気質とは関係なさそうな不調も、実は繊細で敏感なHSP気質が原因ということもある。

今から紹介する歯医者さんは、逆流性食道炎と診断されたそう。心当たりがないので、色々調べてみたら原因はHSP気質であることに気付いたとのこと。

私自身、胃や腸、そしてすい臓などの異常や肝臓の疲労など、さまざまな不調を経験してきました。

〜中略〜

後で気が付きましたが、私の場合は、このHSP体質のおかげで極端におなか周りの筋肉が固くなっており、

常に胃にストレス性の緊張があったことが原因で逆流性食道炎を起こしていたのでした。

引用元:HSPと内臓と全身の関係、歯医者との関係

HSPには、過敏性腸症候群で悩んでいる人が多い。これは名前の感じから「敏感だから、腸も敏感なんだな」とイメージしやすいよね。

これ以外にも、全身の筋肉のこわばりが原因で内臓不調を起こしている可能性があるんだ。

〔3〕共感力の高さが、内臓不調に与える影響


HSPは共感力が高く、他者の不調も同じように再現してしまう。これは内臓の不調も同じだよ。

「さっきまで元気だったのに、突然お腹が痛くなった」という場合は、周囲に同じような症状の人がいないか探してみるといいね。

他者の体調不良をコピーしてしまう原因は、HSPの脳にあるんだ。高度に発達した【ミラーニューロン】が、相手の不調を自分のものと錯覚するためだよ。

日本でHSPを研究している薗田さんが、ブログでミラーニューロンについてまとめてる。その中で興味深い部分がこれだ。

他者の情動を理解すれば、脅威を避けたり絆を作ったりできる。

こうした生存戦略に関わるのがミラーニューロンだ。

ミラーメカニズムが活性化すると、感覚入力の内臓反応への変換が引き起こされる。

それは、ミラーニューロン系の中心である島が内臓運動の統合中枢でもあるからなのだが、内臓運動反応によって、知覚が色彩を帯び、温かみを持つ。

ミラーシステムにより、他者の心をあたかも自分のことであるかのように感じることができ、それにより他者の心が推察できる。

引用元:HSPもエンパスも、もっと楽に生きられる(^ ^)

ミラーニューロンの働きは、内臓にも関係しているんだね。HSPの共感力の高さは、内臓の不調にも影響を与えている。

〔4〕内臓を健康にすると情緒が安定する


セロトニンって聞いたことあるでしょ。分泌されると幸福感を得られることから、幸せホルモンと呼ばれている。このセロトニンの9割は内臓にあるって知ってた?

脳にあるのは、全体の1割!

セロトニンの9割は消化管にあって、内臓の筋肉の収縮や胃腸の働きの調整をしている。内臓はホルモンを調整するメインパーツなんだよ。

ただし、人間は内臓だけで活動するわけではない。そこから送られた信号を受け取り、行動の指令を出すのが脳だ。

脳にあるセロトニンは、体温調節や記憶の管理など生命維持に欠かせない役割を担っている。どちらかが単独で働いているんじゃない。お互いに影響し合っているんだ。

じゃあ「HSPが情緒を安定させるには、脳を休めた方がいいでしょ」って思う?

それも間違ってない。答えとしては、内臓の環境は脳に大きく影響を与える。ってことだ。

HSPについて調べると脳の疲労を取る話が多い。それに加えて内臓にも注目して欲しいんだ。幸せホルモンを増やすことが情緒の安定につながるからね。

簡単なことでいい。

  • 満腹のままで寝ない。
  • 良く噛む。
  • 加工食品を避ける。

など、できることから取り組んでみよう。

〔5〕肌も臓器!敏感肌を持つHSPは”寒暖差アレルギー”に注意しよう


最後におまけの情報。HSPは肌も敏感だ。敏感な触覚を持っていると言い換えることもできるね。

実は、敏感肌の人がなりやすい【寒暖差アレルギー】も、敏感な内臓が関係している。寒暖差アレルギーとは、肌が激しい気温差に過敏な反応を示すもののこと。状況の例としては、

  • 暑いところからクーラーの効いた部屋に入る。
  • 寒いところから帰宅して、あったかいお風呂に入る。

こんな感じ。

症状は個人差があるけど、次のようなものだ。

  • 肌に赤いポツポツがでる。
  • 湿疹ができる。
  • 肌が痒くなる。
  • 鼻水が出る。

まさにアレルギーだよね。ここで、衝撃的な事実を教えてあげる。肌は、身体の一番外側にある臓器なんだ。つまり、内臓と一緒!!(外側だから外臓?)

暴飲暴食すると「胃がもたれてる…」って感じることあるでしょ?

あれは、内臓が疲労しているサインだ。同じように肌は温度変化で疲労する。特に寒暖差アレルギーは、季節の変わり目に発症しやすい。

そうすると、肌は体温調節のために働きっぱなしになる。その結果、疲れが蓄積され湿疹になるんだ。

HSPに寒暖差アレルギーが多いってことではないけど。敏感な肌を持っているHSPは、寒暖差アレルギーにも注意した方がいいね。

クマ先生からのメッセージ


さて、今日の内容をまとめて終わりにするね。

  1. 小腸からが身体の中。
  2. 内臓を休めることが脳疲労の軽減につながる。
  3. HSPは、緊張状態が続き筋肉がこわばりやすい。
  4. ミラーニューロンの働きが内臓に影響を与える。
  5. セロトニンの9割は内臓にあり情緒の安定を助ける。
  6. 敏感な肌は、敏感な臓器とも言える。寒暖差アレルギーに注意しよう。
  7. 身体はつながっている。

最後に、大切なことを伝えるね。身体は全てつながっているということだ。ホルモンや神経伝達は一方通行ではない。脳→腸でもないし、腸→脳でもない。腸⇄脳これだ。

人間の身体は細胞からできている。そして、神経やホルモンを通してそれぞれが連携して働いている。例えるなら、1つの会社みたいなものだね。

脳は社長や部長などの管理職、口は営業、内臓は生産管理、呼吸器系は総務、皮膚は店頭スタッフ。それぞれが現場で起こっていることを報告しあいながら、生命活動を続けている。

社長から各部署に指令がいく。各部署から、報告が上がってきて、社長の意思決定に反映される。さらに、社長が指令を出す。ということを、常に繰り返しているんだ。だから、脳と内臓をバランス良くケアすることが大事。

君の不調の原因が少しでも解明されたら嬉しいな。

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